OKUMA MILLAC561V(BBT50) 精度加工をされている主軸スピンドルテーパ及び端面研磨・セルフ研磨

ご依頼の際の状況

普段からテーパ研磨・セルフ研磨を弊社にご依頼されるお客様でした。
加工ミスでテーパにわずかな傷が出来、微細加工に不安が出たため主軸テーパ・セルフ研磨にて振れ精度・アタリの改善を考えられたとの事です。

研磨時の状態やお客様の要望

僅かな傷でもセルフ研磨調整をされるため、BBT二面拘束主軸の端面焼入層のあまり落としたくないとのことでした。
ですが振れ精度が一番大事な為、より良い精度調整をご希望されました。

研磨前のテーパ
研磨後のテーパ(テーパ内のオレンジ色は光明丹によるアタリ確認)
端面研磨後

研磨結果など

研磨前30μ/300mmでしたが、研磨後BT振れ 10μ以下/300mm、BBT振れ5μ程度/300mmとなりました。

匠製作所では、過去に何度も研磨をされている主軸であっても今後を考えたスピンドルテーパ研磨を行っております。