OKUMA FMR-30(NT40) NTテーパの主軸スピンドルテーパ研磨・セルフ研磨

ご依頼の際の状況

アタリ(工具密着度)が悪く、振れが大きくなってしまい加工中に刃物切り替わり部分で段差が出来てしまう為
主軸テーパ研磨・セルフ研磨で精度改善をご依頼されました。

研磨時の状態やお客様の要望

NTテーパではクランプ力がBTテーパと違って気にしなくて良いので、テーパのアタリを改善し振れ精度をより良くされたいとのご要望でした。
またテーパの痛み具合としては、テーパ内の奥側(小径)が特にアタリがない状態でした。

研磨前のテーパ
研磨後のテーパ(テーパ内のオレンジ色は光明丹によるアタリ確認)

研磨結果など

研磨前振れ50μ/100mm、研磨後振れ 10μ/100mmとなりました。
NTテーパ(インチネジタイプ)だったため、お客様の新品工具での振れとアタリを確認した上で作業完了といたしました。

匠製作所では、NTテーパの主軸テーパ研磨も行ってます。