OKK VM7III(BT50) 主軸スピンドルテーパ研磨・セルフ研磨
ご依頼の際の状況
工具衝突などの事故は発生したことがないが最近工具の振れが大きくなり、加工精度に影響がでてきたとのことで
主軸テーパ・セルフ研磨での振れ精度・アタリの改善を依頼されました。
研磨時の状態やお客様の要望
研磨前のテーパ口元(大径)が大きく開いてしまい、奥のみにアタリ(工具密着)がある状態でした。
また、研磨前の検査にてクランプ力(工具把握力)が若干低いことがわかりました。
テーパ研磨でクランプ力が下がるため、今後余裕のあるタイミングでクランプ力調整をしたほうが良い旨をお伝えし、作業開始いたしました。
研磨結果など
研磨前BT振れ 60μ/300mm アタリ20％程度でしたが、
研磨後BT振れ 10μ以下/300ｍｍ アタリ95%となりました。
匠製作所では、メーカー問わずBT/BBTテーパの研磨作業を行っております。
