アタリが少なく加工面が荒くなってしまう主軸テーパ再研磨・セルフ研磨 Mazak NEXUS(VCN) 510C(BT40)

ご依頼の際の状況

工具と主軸テーパのアタリ(密着度)が非常に少なく、エンドミルやカッター等の工具がビビってしまい
製品として仕上げに使えない状況になり、様々な修理方法を検討された結果
弊社のテーパ研磨・セルフ研磨での改善をご依頼されました。

研磨時の状態やお客様の要望

主軸テーパ中央にあるサビ部分のみ工具とのアタリがあり、テーパ奥も口元も大きく広がっている状態でした。
シビアな精度を要求する加工があるため、出来る限りアタリを増やし、振れ精度を改善してほしいとのご要望でした。

研磨前のテーパ
研磨後のアタリ検査(テーパ部オレンジ色は光明丹)

研磨結果など

研磨前振れは80μ程度/300mm アタリ10%程度、研磨後振れ10μ以下/300mm アタリ95%となりました。
研磨後にお客様がすぐテスト加工をされ、エンドミルやカッターで加工面にビビりや段差等が無いことも確認されました。

匠製作所では、お客様のご要望に極力添えるような主軸テーパ・セルフ研磨しております。