ニイガタマシンテクノ ULTY 701(BT50) 主軸スピンドルテーパ研磨・セルフ研磨

ご依頼の際の状況

長年の使用で主軸テーパ全体がサビてしまい、酷く振れが発生して加工不良が発生しているとのことで
お急ぎ日程での主軸テーパ研磨・セルフ研磨をご依頼されました。

研磨時の状態やお客様の要望

重切削によって広がったテーパ全体が赤茶色に錆びていました。
またテーパが広がったこと(+サビ)によって工具との密着(アタリ)がほぼなくなってしまい
酷く振れが発生している状態でした。

研磨前テーパ(テーパ内オレンジ色はサビ)
研磨後テーパ(テーパ内オレンジ色は光明丹)

研磨結果など

研磨前振れ 160μ/300mm、研磨後振れ 15μ/300mm アタリ95%
テーパ内のサビを取り、広がってしまっていたテーパ角度を正規の角度に研磨したことで
テーパでの振れの要因はほぼなくなったため作業完了となりました。

匠製作所では、サビてしまった主軸テーパも研磨によって調整・精度確保しております。