三菱 大型横中MC MAF-RS150B(BT50)主軸テーパ研磨・セルフ研磨

ご依頼の際の状況

長年荒加工に使われ、テーパと工具のアタリが悪くなり主軸テーパ・セルフ研磨にて振れ精度の改善を考えられたとの事です。

研磨時の状態やお客様の要望

テーパ口元(大径側)が楕円になり、打痕や錆などが各所に見れらました。
メーカー修理の一環で、アタリと振れを極力改善し規格値内に入るようにしてほしいとの事でした。

研磨前のテーパ(テーパ内のオレンジ色は光明丹によるアタリ確認)
研磨後のテーパ(テーパ内のオレンジ色は光明丹によるアタリ確認)

研磨結果など

研磨前の振れ40μ/300mm アタリ20%に対して、研磨後10μ以下/300mm アタリ90%となり、振れ精度・アタリ共に改善いたしました。
テーパ内に打痕(黒い点)が残っていますが、凹み傷でありテーパ全面がアタっているため作業完了といたしました。

匠製作所では、お客様の使用状況やご要望に応じたテーパ研磨調整を行っております。