三菱 M-H60D(BT50) 主軸スピンドルテーパ・セルフ研磨

ご依頼の際の状況

長年調整などされず使われてきて、加工精度が出なくなり主軸テーパ・セルフ研磨をご依頼されました。

研磨時の状態やお客様の要望

セルフ研磨後もこれまでの削り量で加工をされたいとのことで、クランプ力(工具把握力)を極力下げたくないとのご要望でした。
研磨前テーパはATCなどで工具とテーパが擦れ、かなりの楕円になっていました。

研磨結果など

研磨前の振れ80μ/300mm・クランプ力13.9kNに対して、研磨後15以下/300ｍｍ・アタリ95％・クランプ力13.7kNとなりました。
テーパ口元にまだ大きな凹みキズが残っており、精度改善の余地はありましたが
ご要望のクランプ力を残す方向で作業完了となりました。
匠製作所では、治お客様のご要望に応えられるようなセルフ研磨をしております。