加工精度がでなくなった主軸テーパ再研磨・セルフ研磨 牧野 V55(BT40)

ご依頼の際の状況

加工精度がでなくなり、原因をお客様で調査された結果
主軸テーパの問題やXYボールねじの問題など様々悪くなっていることが判明したとのことでした。
マシニングセンタの動き・精度改善の一環として弊社のテーパ研磨・セルフ研磨でのテーパのアタリ(工具密着度)改善をご依頼されました。

研磨時の状態やお客様の要望

研磨前のテーパは打痕が多数みられ、またテーパ口元が工具交換などで擦れてしまったのか楕円になっている状態でした。

研磨前のテーパ
研磨後のアタリ検査(テーパ部オレンジ色は光明丹)

研磨結果など

研磨前振れは30μ/300mm、研磨後振れ5μ/300mm アタリ95%となりました。
テーパ研磨量も多くなかったことからクランプ力低下もほぼ無く、お客様も満足され作業完了となりました。


弊社の主軸テーパ・セルフ研磨では、作業時だけでなく、事前にお客様の疑問点なども答えられる範囲でご説明し
お客様の不安・懸念を極力取り除けるように努力しております。