大隈豊和(OKUMA) 横MC MILLAC44H(BT40)主軸テーパ研磨・セルフ研磨

ご依頼の際の状況

製造ラインのMCで経年の痛みによって加工精度がでなくなり特急でのテーパ研磨による精度回復をご希望との事でした。

研磨時の状態やお客様の要望

長物150~200mm工具での精度が安定しない為、振れ精度を極力改善したい、
また早急に加工予定があるため、1日でも早く状況を改善し加工に移られたいとのご要望でした。

研磨前のテーパ
研磨後のテーパ(テーパ内のオレンジ色は光明丹によるアタリ確認)

研磨結果など

研磨前の振れ60μ/300mm程度に対して、研磨後10μ/300mmまで振れ精度が改善いたしました。
研磨後の主軸テーパは全体がオレンジ色(光明丹)がつき、工具との密着度(アタリ)も95%と改善いたしました。
求められているツール長(200mm程度)では更に振れは少ない為、相談の上この段階で作業完了といたしました。

匠製作所では、スケジュールなど極力ご要望に沿えるようセルフ研磨しております、ご相談ください。