横型マシニングセンタのNC5主軸テーパ研磨・セルフ研磨

ご依頼の際の状況

加工時に衝突により主軸テーパと工具のアタリ(密着度)が悪くなり、加工不良が発生し始めたため修理を希望された

ご依頼に対する対応

衝突で楕円になった主軸テーパを真円になるよう研磨し、そのテーパ研磨量に合わせて端面研磨を実施した

研磨前
研磨後

研磨時の状況やお客様の要望

NC5テーパは二面拘束タイプであり、またBT/BBTテーパと違いストレートに近いテーパ角度であることや、

少量のテーパ研磨量であっても(BBT研磨時よりも)主軸端面研磨量が更に多くなってしまうことをお伝えしました

その上で主軸テーパ内の一部取り切れない傷を追い込んで研磨せず、

お客様と相談の上、二面拘束として振れ精度が収まる程度の研磨量といたしました