MITSUBISHI M-VR35(BBT50) メーカーの規格値からアタリが外れた主軸スピンドルテーパ及び端面研磨・セルフ研磨

ご依頼の際の状況

メーカーの定期検査でアタリ(工具密着度)が外れていることがわかり、
主軸テーパ・セルフ研磨にて振れ精度・アタリの改善依頼されました。

研磨時の状態やお客様の要望

メーカー修理・調整の一貫でクランプ力(工具把握力)をあまり落としたくない(最小限のテーパ研磨量)とのご要望でした。
また、アタリを85%以上に改善したいとの事でした。

研磨前のテーパ
研磨後のテーパ(テーパ内のオレンジ色は光明丹によるアタリ確認)
端面研磨後

研磨結果など

研磨前BTとしてアタリ60%でしたが、研磨後BT振れ 7μ/300mm アタリ95%、BBT振れ10μ以下/300mmとなりました。

匠製作所では、メーカーの修理・調整の一環としてのスピンドルテーパ研磨を行っております。