OKUMA製 MILLAC561Vの主軸テーパ研磨・セルフ研磨

ご依頼の際の状況

数か月前に主軸テーパ・セルフ研磨により振れ精度を改善させた立MCが

Z軸の軽い衝突により再度振れが発生し、微細加工をする上で問題があると考え再度セルフ研磨を依頼された

お客様のご要望等

前回のセルフ研磨後の振れ精度まで改善されることを希望され

Z軸の衝突も軽微であったため主軸テーパの研磨量は極少量で済みそうであることをまずお伝えしました。

BBT40の主軸でしたが、(前回はBBT40用に主軸テーパと主軸端面を研磨いたしましたが)お客様がBT40工具しか使われないため、

主軸テーパ研磨のみを希望され、実施させていただきました。

研磨後のテーパ

研磨時の状況や結果

前回同様の5μ/300mm以下に主軸の振れ精度を改善するよう主軸テーパ・セルフ研磨の調整を行いました。

研磨の各段階で主軸のアタリは95%以上と問題はなくなりましたが、

振れ精度を最小限にするためにお客様と相談の上、セルフ研磨の微調整を数度繰り返し

ご要望の精度まで仕上げました。

弊社では、お客様の要望にお応えすべく、主軸テーパ・セルフ研磨で可能な範囲となりますが最大限の努力をいたします。