具体的に主軸テーパ研磨・セルフ研磨できるテーパ規格は何ですか?

BT40・BT50や二面拘束BBT40・BBT50が通常セルフ研磨可能です

MTテーパやNC5なども条件によっては作業可能な場合があります

セルフ研磨するとどの程度の振れ精度まで直りますか?

お使いのマシニングセンタの状態にもよりますが

通常では10μ/300mm程度またはテーパアタリ90%程度まで改善する場合が多いです

主軸ベアリングに問題などない事が条件(下記Q&Aもご確認ください)となりますが、

こちらの「セルフ研磨事例紹介」に様々な事例やその際の振れ精度・アタリを記載しております

マシニングセンタ全体の痛み具合でセルフ研磨できる/できないなどありますか?

(主軸ベアリングの問題・レベル・コラム傾きや倒れの問題)

テーブルや機械のレベル、主軸コラムの傾きや倒れといった問題はセルフ研磨にあまり影響がありません

(セルフ研磨の際にコラム傾きに合わせてテーパ研磨を実施します)

主軸ベアリングの損傷・偏芯具合によってはセルフ研磨できない場合があります。

(簡単なフローになります、正確にはメール又は電話にてお問い合わせください)

修理希望の機械への(周辺設備)設置条件はありますか?

弊社研磨機(150㎏又は250㎏)を吊り上げてマシニングセンタのテーブルに設置できる事が第1条件となります

セルフ研磨機はどのような機械にも設置可能ですか?

修理ご希望の機械にセルフ研磨機が入らなければ研磨ができません目安は下記になります

立MCや門MCの場合、テーブル上面~主軸端面までの(Z軸スペース)距離をお教えください

 BT40の場合はZ軸スペース460mm程度、BT50の場合はZ軸スペース590mm程度必要となります

横MCの場合、テーブルサイズやパレットチェンジ可能スペースをお教えください

 テーブルサイズとパレットチェンジ可能スペースの兼ね合いとなります

 □400mm以上のテーブルでは問題ない場合が多いです、ヒアリングの際に再度確認させていただきます

修理希望の機械で事前確認しておくことはありますか?

主軸を工具なし(空クランプ)で正転させられば研磨は可能です、工具なしでS指令とM3で正転可能かご確認ください

主軸ベアリングの異常・不具合により主軸が偏芯してしまう場合は研磨できません

ヒアリングの際に懸念事項等含め再度確認させていただきます

BBT二面拘束もセルフ研磨可能ですか?

テーパと端面の両方を、BBT規格値に合わせて研磨いたします

主軸キーが外れるタイプと、外れない浮き出しキータイプで条件が変わります

ヒアリングの際に主軸キーが外れるタイプか確認させていただきます

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